【テヘラン、ワシントン共同】イラン革命防衛隊は12日、エネルギー輸送の要衝、ホルムズ海峡を封鎖すると表明した。複数のイランメディアが報じた。米中央軍は、イランが海峡を通航中のコンテナ船を攻撃したとして約140の標的を報復攻撃したと11日(現地時間12日)に発表した。イランへの攻撃はこの1週間で3度目。中東メディアによると、イランは複数のペルシャ湾岸諸国を攻撃したと主張。カタール当局によると3人が負傷した。攻撃の応酬と海峡の緊張が続いた。
米イランが近く再開する可能性があると報じられたスイスでの協議の行方は不透明になった。米メディアによると、米国はイランに対し、海峡を通過する船舶への攻撃の停止を11日までに宣言するよう求めていた。
米イスラエルが2月末に攻撃を開始後、イランは海峡を事実上封鎖。米イランが6月に署名した戦闘終結の覚書で海峡開放は直ちに始まると明記されたが、通航は不安定な状況だ。トランプ米大統領は12日、海峡は「開放されている」とNBCテレビの電話取材で述べ、不安の払拭を図った。
イラン・テヘラン、ホルムズ海峡、オマーン
ホルムズ海峡に浮かぶ船=9日、オマーン沖(ロイター=共同)