堤真一&山田裕貴、『木の上の軍隊』クランクアップ映像解禁「いい作品ができた」
2025年8月2日(土) PM 06:09
公開中の映画『木の上の軍隊』で約1ヶ月にわたる沖縄での撮影を経て、クランクアップを迎えた主演の堤真一と山田裕貴の未公開メイキング映像が解禁された。
【動画】映画『木の上の軍隊』クランクアップ映像
本作は、太平洋戦争末期の沖縄・伊江島を舞台に、米軍の攻撃から逃れた2人の日本兵がガジュマルの木の上に身を潜め、敗戦を知らぬまま約2年間を生き延びたという実話に着想を得た物語。故・井上ひさし氏原案の舞台を、沖縄出身の平一紘監督が映画として再構築した。
堤は宮崎から派兵された厳格な少尉役、山田は沖縄出身の新兵を演じた。実話に基づく戦争をテーマにした作品だけに、強い思いを持って臨んだ2人。
映像では、平監督と固く握手を交わしながら、堤が「実際に伊江島に来て、木の上で撮影できたこと、沖縄の空気を感じられたこと。人の力もあったと思いますが、自然の力がすごいなと思いました。戦争の映画だけど明るくて、優しくて、大らかで。いい作品ができたと思います。とにかくありがとうございました!」と語る、達成感に満ちた笑顔の姿が映し出されている。
ラストシーンの撮影を終え、堤と自然に抱き合う山田は、「この映画が、そして“この二人が生きた”ということがたくさんの人に届くことが、一番報われることだと思い、それだけを信じていました。念願の堤さんとお芝居できて、堤さんが上官で本当によかったです」と涙ぐみながら語り、感動的なクランクアップの様子を見ることができる。
動画のラストには、「感激しました」「ハンカチが足りないほど泣いた」「子どもに観せられてよかった」「今こうして普通に生きていられることが幸せだと実感した」といった、観客たちからの感動の声も収録されている。
映画『木の上の軍隊』(公開中)メイキング写真(C)2025「木の上の軍隊」製作委員会