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群馬県のニュース

高崎だるま始祖しのぶ 山県友五郎没後155年で慰霊祭 

更新日時:2017年8月10日(木) AM 11:00
 「高崎だるま」を江戸時代に作り始めたとされる山県やまがた友五郎(1793~1862年)の没後155年の節目に当たる命日の9日、群馬県達磨製造協同組合は高崎市にある友五郎の菩提ぼだい寺、常安寺で慰霊祭を執り行った。

 慰霊祭は、近年になって友五郎の没年月日が判明したため、だるまの一大産地へと高崎を導いた功績をたたえようと組合員でつくる「だるまの町づくりプロジェクトチーム」が中心となり初めて企画。読経に合わせて約100人が焼香し、友五郎の霊を慰めた。

 友五郎の子孫で、元新島学園高校教諭の山県英明ひではるさん(85)=安中市安中=も参列し、「大河の一滴という言葉があるが、その一滴が友五郎だったと思う。現在もだるま作りの伝統が脈々と受け継がれ、大きな流れとなっていることをうれしく思う」と先祖の功績を振り返った。

 組合や英明さんによると、友五郎は碓氷郡上豊岡村(現高崎市上豊岡町)で生まれ、若いころに人形職人を目指して埼玉県の人形店で修業し、「江戸だるま」を郷里に持ち帰って作り始めたとされる。

 高崎だるまの由来を巡っては諸説あり、天明の大飢饉ききん(1782~88年)の際、少林山達磨寺(同市鼻高町)の9代目住職、東嶽和尚が副業収入の道を開こうと、農民に製造法を伝授したとも伝わる。

※詳しくは「上毛新聞」朝刊有料携帯サイト「上毛新聞ニュース」でご覧ください。

慰霊祭で焼香する参列者