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 尾瀬の自然学んだ きょう公開授業で発表 片品北小
2007/7/11掲載
保護者らも参加して行われた尾瀬学習
保護者らも参加して行われた尾瀬学習

 片品北小学校(青木美穂子校長、四十八人)の三―六年生三十一人が、地元の尾瀬に入って「尾瀬学習」を実施した。地域の自然に親しみ郷土を愛する心をはぐくむことが目的。十一日には、保護者を招いた公開授業で学年ごとに学習発表会を行う予定で、児童らは保護者を前に、尾瀬の自然や発見、感動など、思い思いに紹介する。

 同校の尾瀬学習は、一九七八年にスポーツ少年団の活動としてスタート。自ら学び考える力を伸ばそうと、二〇〇一年度から総合的な学習の時間として毎年実施している。三年生から四年間、じっくり尾瀬を学ぶ。入山時の引率には保護者らも加わる。

 同校では、毎年一月に校内で「尾瀬花かるた大会」を開催。一九九九年度からは、日ごろから尾瀬の植物に親しめるように、現地で調べた資料を基に、「尾瀬花マップ」を作成し、廊下や階段踊り場などに掲示している。

 今回の尾瀬学習は六月二十一、二十二日に実施。学年ごとに学習課題を設定し、山ノ鼻地区の研究見本園や尾瀬ケ原、アヤメ平など、学年別で尾瀬を観察した。

 課題は、尾瀬ケ原の池塘(ちとう)の様子や生き物、草花、成り立ちなど、具体的に設定。発表会では写真やイラストなどを使って行う。