無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 携帯で尾瀬情報閲覧 片品村観光協会が導入
2007/8/24掲載
尾瀬と片品村の一体感をイメージした片品村観光協会のカラーコード
尾瀬と片品村の一体感をイメージした片品村観光協会のカラーコード

 片品村観光協会(会長・千明金造片品村長)は30日の尾瀬国立公園誕生に合わせ、携帯電話から簡単に協会のインターネットサイトにアクセスできる仕組みを導入する。絵に情報を組み込んだ「カラーコード」を携帯電話で読み取るだけ。協会はコードを印刷したポスターの作成や観光情報誌への掲載で、ネット世代に尾瀬や片品の魅力をアピールする。

 同協会は、これまでもインターネットサイトで尾瀬や片品村の観光情報を紹介してきたが、尾瀬の単独国立公園化に伴い、新たに尾瀬に関心を持つ人が増えると判断。スムーズな情報提供の方法を検討していた。

 カラーコード利用者は、情報を読み取るためのソフトを携帯電話にダウンロードした後、携帯電話のカメラで撮影して読み取ることで、同協会のサイトにつながる。コードのデザインには、尾瀬の象徴のミズバショウと湿原、片品村のロゴを採用して村と尾瀬の一体感を強調した。同協会によると、観光協会のカラーコード採用は全国で初めて。

 サイトでは尾瀬の開花状況や天気予報のほか、村内のイベントや宿泊施設、温泉の案内、高速道からのアクセス方法など、多彩な最新情報を閲覧できる。

 当面はコードを印刷したポスターを村内の宿泊施設や飲食店、公共施設などに配布して、スキー・観光客らの利用拡大を図る。また、観光情報誌などにコードの掲載を求めるほか、絵はがきやチラシなどに印刷して配布する。

 同協会の宮崎晴郎事務局長は「旅行先にも持ち歩ける携帯電話で二十四時間、手軽に情報収集できる。尾瀬の郷としての片品村を全国に発信したい」と期待している。