無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 自然公園ふれあい全国大会 尾瀬で8月30、31日 単独公園化1周年記念 エコツアーやシンポ 環境省が概要
2008/02/23掲載

 環境省は二十二日、二〇〇八年度の「自然公園ふれあい全国大会」を尾瀬国立公園で八月三十、三十一の二日間開催することなど概要を決め、本県など地元四県に通知した。尾瀬全域を会場にエコツアーやシンポジウムを行う予定。同公園は昨年八月三十日に発足しており、関係者は「誕生一周年を記念する行事として開催し、尾瀬の自然をあらためて全国に発信していきたい」と期待している。
 大会は、環境省と地元四県、国立公園協会の共同開催。尾瀬国立公園の誕生を節目に四県が基本計画を作成し、同省に尾瀬での開催を要望していた。
 参加者は全国からの公募や尾瀬関係者などを含めて千人を見込んでいる。事務局を福島県庁に置き、四月上旬には四県や地元五市町村(片品村、福島・桧枝岐村、同・南会津町、新潟・魚沼市、栃木・日光市)による実行委員会で、大会の規模や内容、開催場所などについて協議する。
 基本計画では、二日間にわたってエコツアーを実施して尾瀬の自然体験や環境保全活動など県境を越えた活動を展開するほか、自然環境保護への取り組みや地元の生活・文化などを紹介する。
 三十日に大会式典を桧枝岐村で実施。三十一日にはエコツーリズムのシンポジウムを開く。
 大会は、環境省が唱える「自然に親しむ運動」の中心的行事として一九五九年から全国各地で開かれている。