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 赤い印で入山者誘導 尾瀬 救助隊が樹木に設置
2008/04/22掲載
入山道沿いの樹木に赤いリボンを設置する隊員
   尾瀬入山の本格シーズンを前に、片品村遭難対策救助隊(隊長・千明金造村長)は二十一日、残雪期の尾瀬入山者の遭難を防ぐため、雪で見えなくなった入山道沿いの樹木などに目印となる赤いひもを設置した。 
 残雪期の尾瀬は入山道が雪に覆われているため、入山者が進路を誤って遭難するケースが多くなる。こうした事故を防ぐため、本来の入山ルートへの誘導を目的に毎年救助隊が目印を設置している。今回は、入山口に通じる道路の二十五日開通に合わせて実施した。
 目印設置には、救助隊十一人が参加。「鳩待峠―至仏山」「鳩待峠―アヤメ平」「大清水―尾瀬沼」の三コースに分かれ、隊員が積雪一―三メートルの斜面を歩きながら、見通しのいい樹木を見つけては、枝に赤いリボンを結わえた。
 この日は、至仏山入山口(鳩待峠)に入山届箱も設置。二十五日までに、箱に植生保護のための立ち入り禁止区域や危険区域を知らせるチラシを置いて、入山者へ注意を呼び掛ける。