尾瀬国立公園の大清水地区（片品村戸倉区）で二十六日から五月六日まで、「大清水みずばしょう開花まつり」が開かれる。
　同地区の大清水湿原（約二ヘクタール）には、約二万株のミズバショウが自生し、尾瀬ケ原より一足早く開花する。駐車場からも近く、車いすが通行できる木道が四百九十メートルにわたって整備されていることから、お年寄りや体の不自由な人たちでも気軽に尾瀬の雰囲気が楽しめる場所として人気を集める。
　まつりは戸倉区や地区の山小屋などの主催。初日の二十六日には、甘酒や赤飯が振る舞われるほか、賞品が当たる抽選会、尾瀬太鼓の実演などが行われ、ミズバショウの開花を祝う。また、三、四、五の三日間はスタッフが湿原を案内する。
　問い合わせは尾瀬林業（電話０２７８・５８・７３１１）へ。