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 尾瀬でごみの持ち帰り訴え 県など13団体
2008/06/08掲載
尾瀬入山口の鳩待峠で「ごみ持ち帰り」を呼び掛ける参加者
尾瀬入山口の鳩待峠で「ごみ持ち帰り」を呼び掛ける
参加者
 尾瀬の環境保全への関心を高めてもらおうと、県は七日、環境省、片品村、東京電力などに呼び掛けて、片品村戸倉の鳩待峠と大清水登山口で「ごみ持ち帰り運動」を実施した。尾瀬ケ原や尾瀬沼に向かうハイカーに、ごみ袋やたばこの吸い殻入れを配布するなどして、運動の実践を訴えた。
 「ごみ持ち帰り運動」は、財団法人国立公園協会の提案で一九七二年に尾瀬で始まり、今回で三十七回目。運動は、尾瀬での取り組みがきっかけで全国に広がったことから、尾瀬は「自然保護の原点」といわれるようになった。
 参加者は午前五時半に鳩待峠と大清水登山口に合わせて十三団体五十八人が集合。「ごみ持ち帰り運動に協力をお願いします」などと声を掛けながら、ごみ袋や吸い殻入れを手渡した。
 県は、ごみや空き缶などの放置が生態系に悪影響を及ぼすとして、山小屋や休憩所、ビジターセンターなどにポスターを掲示して、年間を通じて運動の実践を呼び掛けていく。