尾瀬にブナの苗木植え付け　東京銀座ライオンズク

ブナの苗木を丁寧に植える参加者

　 東京銀座ライオンズクラブ（会員数六十人、木下満会長）は十一日、尾瀬国立公園特別地域の尾瀬戸倉山林（片品村戸倉井戸沢地区）で、ブナを植林した。
　同クラブは一九六〇年、東京都中央区銀座の事業主や関係者らが集まり発足。福祉支援や環境保全活動などに取り組んでいる。九三年には、中国・四川省に鉄筋三階建ての中学校を建設している。植林にはメンバー二十四人が参加。スコップやくわを手に地ごしらえをした後、四十一本の苗木を植えた。　
　参加した山本憲一さん（74）＝品川区＝は「緑の中にいるとほっとする。いつまでも残したいですね」と語り、汗をぬぐった。