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 尾瀬子どもサミット開幕 3県の小中学生58人参加
2008/07/30掲載
班に分かれて役割分担を決める3県の子供たち=29日午後4時半、福島県桧枝岐村の尾瀬沼ヒュッテ前
班に分かれて役割分担を決める3県の子供たち
=29日午後4時半、福島県桧枝岐村の尾瀬沼ヒュッテ前

 尾瀬を取り巻く本県と福島、新潟の三県の子供たちが尾瀬を通して環境問題を学ぶ「尾瀬子どもサミット」が二十九日、福島県桧枝岐村の尾瀬沼ヒュッテ周辺で始まった。開会式には三県の小中学生五十八人が参加し、三泊四日のサミットのスタートに際して気持ちを引き締めた
 開会式で新潟県の飯平喜文・同サミット本部長は「動植物がどんなふうになっているかよく観察して、私たちが住む地球の環境について考えてほしい」とあいさつ。式後、子供たちはフィールド活動を行う班に分かれて、自己紹介をしたり、班長や食事係などの役割分担を決めた。
 夜には尾瀬沼ビジターセンターで、県尾瀬保全推進室の笛田浩行室長らが尾瀬についてレクチャー。木道や登山道以外の場所に足を踏み入れてはいけないことや、看板を立てるにも特別な許可がいることなど尾瀬で守らなければいけない規則を学んだ。
 尾瀬を訪れるのは二回目だという加藤馨君(藤岡美九里東小六年)は「早速、友達ができてうれしい。二日目は昆虫を見つけて、写真を撮りたい」と生き生きと話した。
 三十日は班に分かれて、自然保護活動や動植物の観察、尾瀬ケ原までのハイキングなどを行う。