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 至仏山頂の三角点柱石 100年ぶりに修復作業 尾瀬で国土地理院
2008/07/30掲載
三角点柱石(ちゅうせき)の修復作業を行う
三角点柱石(ちゅうせき)の修復作業を行う

 国土地理院関東地方測量部は29日、尾瀬国立公園の至仏山山頂(標高2、228メートル、片品村戸倉)で、1904(明治37)年に設置され、長年の風雨で元の場所からずれてしまった三角点柱石(ちゅうせき)の修復作業を行った=写真。
 三角点は、測量や地図作成の基準として利用されている。柱石は高さ約80センチ、重さ約65キロで、地面に固定された盤石(ばんせき)の上に設置する。
 作業には、同村職員や尾瀬高校の生徒らを含む計15人が参加。土砂に埋もれた盤石を掘り出した後、柱石を向きや傾きを調整しながら設置し、周りに石を積んで固定した。
 人工衛星を使って三角点の位置などを測量するGPS機器も活用。ハイテク機器を使った100年ぶりの作業に、一般ハイカーも興味深そうに見入っていた。