鳩待峠入山口に向かって急ピッチで進む除雪作業

　積雪のため閉鎖されている尾瀬国立公園の入山口・鳩待峠に通じる片品村戸倉の県道尾瀬ケ原土出線で、今月二十四日午前十時の開通を前に、除雪作業が急ピッチで進められている。
　津奈木橋―鳩待峠の三・五キロは昨年十一月十日から通行止め。厚い雪に閉ざされ、県沼田土木事務所が連日作業にあたっている。
　十日は、鳩待峠まで残り約八百メートルの地点で実施。青空の下、ロータリー除雪車三台が約一・五メートルの積もった雪を勢いよく道路脇に飛ばした。
　またこの日、同事務所は、冬季閉鎖中の大清水登山口に通じる国道４０１号を予定より一週間早い、今月十七日午前十時に開通させることを決めた。