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 尾瀬サミットが開幕 片品 小中生60人、環境考える
2009/07/29掲載
班ごとに分かれ、各自の役割分担などを決める子供たち=尾瀬山の鼻ビジターセンター
班ごとに分かれ、各自の役割分担などを決める子供たち=尾瀬山の鼻ビジターセンター

 尾瀬を取り巻く本県と福島、新潟の3県の小中学生が雄大な尾瀬の自然の中で環境問題について考える「尾瀬子どもサミット」(県、県教委など主催)が28日、片品村戸倉の至仏山荘を拠点に始まった。3県から計60人の参加者が集まり、開会式などが行われた。
 尾瀬山の鼻ビジターセンターで行われた開会式で、サミット本部長の笛田浩行・県尾瀬保全推進室長が「環境について考えながら交流を深めてもらうとともに、友達の輪を広げてもらいたい」とあいさつ。参加者は2日目からのフィールド活動を行う班に分かれ、自己紹介をしたり、班の名前や班長、各自の役割分担などを相談して決めた。
 夜には同センター職員らによる尾瀬についての講義も開かれ、尾瀬の成り立ちや観察できる動植物などについて学んだ。
 5班の班長に決まった寺内恵実さん(桐生中央中1年)は「いろいろな動植物を見るのが楽しみ。なるべくたくさんの人と話したい」と笑顔を見せた。