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 スノーシューで山歩き 片品で観光客11人 野鳥観察など満喫
2010/01/23掲載
スノーシューで雪の里山を散策する参加者
スノーシューで雪の里山を散策する参加者

 県観光国際協会が募集した「冬の尾瀬の里山体験」が22日、片品村戸倉地区の遊歩道を中心に行われ、参加した20代〜50代の観光客11人がスノーシューを使って散策、雪の感触を楽しんだ。
 里山体験は、同協会が昨年度から実施している企画ツアー「はばたけ群馬観光博覧会」の一環。
 尾瀬や同地区の自然解説を手掛ける東京電力自然学校尾瀬戸倉教室のスタッフが案内役を務めた。
 体験で参加者は双眼鏡を手に、ヒヨドリやヤマゲラなどの野鳥を観察。カモシカの足跡など野生動物の痕跡に興味深そうに見入っていた。
 休憩タイムには雪の上に腰掛けながら、温かいお茶で一服。木の枝のサンプルや模型を使った野鳥の解説が行われ、参加者は和やかなひとときを楽しんだ。
 前橋市から参加した会社員の小林喜美子さんは「ふかふかの雪を踏み締める感触は10年ぶり。雪の中は静かで心が安らぐ。楽しい」と話していた。