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 尾瀬の学習成果継承 「旅行」前に学習発表会 動植物や散策マナー 高崎・京ケ島小 5年生が4年生へ助言
2010/02/28掲載
写真などを使い、尾瀬の動植物について説明する5年生たち
写真などを使い、尾瀬の動植物について説明する5年生たち

 高崎市の京ケ島小(猪俣博行校長)の尾瀬学習発表会が25日、同校体育館で開かれた。昨年6月に雄大な自然に触れて学んできた5年生70人が、新年度に尾瀬旅行に出掛ける4年生76人に、尾瀬の魅力や動植物の生態、山歩きのマナーなどを伝えた。

 同校では10年ほど前から、県の「尾瀬学校」とは別に、学校独自の取り組みとして5年生が1泊2日の日程で尾瀬旅行を実施、旅での感動を環境学習などに生かしている。発表会は5年生自身の学習を深めるとともに、4年生には上級生の助言を受けながら旅行の準備をしてもらおうと開いている。
 5年生は班別の発表や劇などを通じて、尾瀬で出合った動植物の特徴を説明したり、木道の安全な歩き方などをアドバイス。反町有希君は「行ってきた尾瀬の楽しさが伝わるように、クイズを考えたり、親しみやすい口調で説明した」と笑顔で話し、クイズの正解者に尾瀬の豆知識を載せた手作りのしおりを配っていた。
 熱心にメモを取っていた4年の川浦晃平君は「どんな花や鳥が見られるのか、分かりやすく説明してくれた。早く行きたい」と期待を膨らませていた。