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 尾瀬「ごみ多かった」 子どもサミット6班が成果発表
2010/07/30掲載
“尾瀬で学んだことを発表する子供たち=29日午後4時、尾瀬沼ビジターセンター
“尾瀬で学んだことを発表する子供たち=29日午後4時、尾瀬沼ビジターセンター

 「尾瀬子どもサミット」3日目の29日、60人の子供たちは前日に引き続き六つの班に分かれて尾瀬沼周辺を散策した後、尾瀬沼ビジターセンター(福島県桧枝岐村)で班ごとに3日間の学習の成果を発表した。自然保護について考えた班は、「ごみの多さに驚いた」と強調した。
 動植物の観察を行った5班は模造紙に尾瀬沼の地図を書き、実際に見つけた72種類の動植物の名前を書き込んだ。副班長の木村美みつき月さん(12)=玉村南中1年=は「理解しやすいように色使いや文字の大きさを工夫した。今度はミズバショウを見に来たい」と話すなど、活動を通して尾瀬への興味が増した様子。
 自然保護活動を行った2班は尾瀬に落ちているごみの種類や量を分析。輪ゴムやアメの袋など無意識に落としてしまう「うっかりごみ」の多さを指摘した。浜名美佳さん(12)=前橋宮城小6年=は「予想以上にごみが多かった。すぐに袋に入れるよう一人一人が心掛けることが大事」と意見を述べた。
 最終日は県庁で大沢正明知事へ活動報告を行う。