無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 自然学び古里愛す 尾瀬学校 過去最多157校1万1717人
2013/05/25掲載
侵入防止のネットを張る山小屋関係者ら
尾瀬の自然について学ぶ中之条西中の生徒

 尾瀬国立公園で県内の小中学生が環境学習する「尾瀬学校」が24日始まった。県によると、本年度は10月11日までに157校の計1万1717人が尾瀬を訪れる予定で、2008年度の開始以来、学校数、児童生徒数ともに最多。尾瀬認定ガイドを伴った少人数のグループ学習で、子どもたちは自然保護の意識や古里を愛する心を育む。
 県の意向調査によると、本年度は昨年度実績から3校、493人増えた。内訳は、小学校84校の計4448人、中学校73校の計7269人だった。
 一方、宿泊しての尾瀬学校を進め、自然保護の取り組みをより深く学んでもらおうと尾瀬山小屋組合(関根進組合長)は本年度、山小屋の宿泊料金を特別に割り引く補助制度を設けたが、宿泊を伴うのは3校120人にとどまった。
 初日の24日は、高崎南八幡中の1年生51人と中之条西中の1年生26人が、ガイドの説明を受けながら尾瀬ケ原を散策。見頃を迎えたミズバショウについて、「水辺から離れてぽつりと咲いているのは、動物に食べられて種が運ばれたから」「白い仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれた棒状の黄色いつぶつぶの一つ一つが本当の花だよ」などと説明を受けると、熱心にメモしたり、写真を撮ったりしていた。
 雪解け水に残雪の至仏山が映った風景が印象的だったという中之条西中の島村優菜さんは「(湿原や森林帯、川沿いなど)場所によって、生息している花が違うことが分かって、勉強になった」と話した。