尾瀬の自然について学ぶ親子

　「第７回親子で行こう！尾瀬体験エコツアー」（アサヒビール群馬支社主催）が24日、尾瀬国立公園の尾瀬ケ原で行われ、県内の親子21組61人が尾瀬を守る取り組みを通して自然の大切さを学んだ＝写真。
　参加者は尾瀬山の鼻ビジターセンターで、トイレの汚水を湿原に流さないために浄化槽を設置したり、固形物をヘリコプターで尾瀬の外に搬出していることなどを学習。尾瀬ケ原を散策し、多くの努力で守られている自然に触れた。
　家族４人とも初めての尾瀬だったという山崎和（のどか）君（前橋天神小５年）は「授業で尾瀬を勉強し、来たいと思っていた。いろいろな植物が見られて楽しかった」と雨の降るあいにくの天気にも楽しんだ様子。父の勝さん（38）も「尾瀬を守りたいという多くの人の愛情を感じることができた」と話していた。