会場を盛り上げた尾瀬高吹奏楽部の演奏

尾瀬国立公園の山開き（21日）を前に、音楽を通して魅力をＰＲするイベント「尾瀬山開きｉｎぐんま」が10日、前橋市の県庁県民ホールで開かれた。４団体１個人による歌や楽器の演奏が行われ、愛好者らがはるかな地に思いをはせた。
　初出演の尾瀬高吹奏楽部は「夏の思い出」をしっとりと演奏したほか、「また君に恋してる」「サザエさん」など多彩な楽曲で会場を盛り上げた。片品村で活動する「花咲アルプホルンクラブ」も美しい音色を響かせた。
　歌を通して尾瀬の自然保護啓発に取り組む「尾瀬をいとしむ会」（英保寛会長）が主催し、２回目。会員有志でつくる「水芭蕉コーラス会」は尾瀬を題材にしたオリジナル曲を合唱し、山開きに向け気持ちを高めていた。
　片品村の特産品の販売や「尾瀬よろず相談コーナー」も設けられた。