尾瀬保護財団に２７０万　群馬銀とＤＩＡＭ　信託報酬の一部寄付

燧ケ岳を背に尾瀬ケ原を歩くハイカー

　群馬銀行（前橋市元総社町、斎藤一雄頭取）とＤＩＡＭアセットマネジメント（東京都、西恵正社長）は３日、取り扱う投資信託「自然環境保護ファンド　尾瀬紀行」の信託報酬の一部、約２７０万円を尾瀬保護財団（理事長・大沢正明知事）に寄付した。
　「尾瀬紀行」は群馬銀のほか、東邦銀行（福島県）、第四銀行（新潟県）、新潟証券（同）で扱い、ＤＩＡＭが運用。財団への寄付は２００７年度から毎年実施しており、福島、新潟両県分を合わせた累計寄付額は約５６００万円となった。
　県庁で開いた受納式で、大沢知事は斎藤頭取と西社長にそれぞれ感謝状を手渡し、「貴重な自然を守るため、入山者のマナー啓発やシカによる食害対策に有効に活用させていただく」と感謝の言葉を述べた。