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 「ご当地怪獣総選挙」 47体、ネットで緑化資金集め 本県は「ミズバショラン」
2015/11/30掲載
 地域PRのために各都道府県の名所や名物をモチーフにして創作された怪獣47体を活用し、インターネットの特設サイトで緑化資金を集める活動が始まった。集めた金額で順位を競う「ご当地怪獣総選挙」と銘打ち、特設サイトで12月18日午前0時まで投票を受け付ける。本県からは尾瀬のミズバショウから着想を得た怪獣「ミズバショラン」が“出馬”し、日本一を目指している。
 インターネット上で資金を募るクラウドファンディングの手法を活用した企画で、集まった資金のうち手数料などを除いた3〜5割を自治体や環境団体へ寄付し、植樹や緑の保全活動に役立ててもらう。
 ミズバショランへ寄せられた出資金は、県緑化推進委員会(理事長・大沢正明知事)が受け取り、緑化事業に活用する。沖野公俊事務局長は「委員会が日ごろから取り組んでいる学校や公民館の緑化や、『緑の少年団』の育成資金などに充てたい」とし、積極的な投票を呼び掛けている。
 出資者は金額に応じて怪獣バッジやTシャツといった返礼品をもらうことができ、10万円出資すると怪獣フィギュアや地域の名産品も贈られる。1位になった怪獣はスマートフォンのゲーム「ごちぽん」のキャラクターに採用される。
 緑豊かな日本(地球)を望むご当地怪獣をテーマに、広告会社の第一通信社(東京)が企画。同社は「ご当地怪獣が地元のために頑張る姿を応援してほしい」としている。
 ご当地怪獣は、フィギュア造形作家の寒河江(さがえ)弘さんや脚本家の村井さだゆきさんらが発案、創作し、昨春から特設サイトで公開された。地域のPR活動に貢献するため、自治体のポスターなどに使ってもらうことを想定している。