無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 「新緑の季節」 尾瀬で山開き ミズバショウは盛り過ぎる
2016/6/2掲載
 群馬、新潟、福島、栃木の4県にまたがり、ミズバショウの群生地として知られる尾瀬国立公園の山開きの式典が1日、新潟県魚沼市の奥只見ダムで開かれ、登山者や自治体関係者ら約80人が安全を祈願した。
 ミズバショウは例年、今月上旬ごろ見頃を迎えるが、環境省によると、今年は温暖で雪解けが1カ月ほど早く、見頃を過ぎてしまった。大江湿原など一部では残っているという。
 式典で尾瀬山小屋組合の関根進組合長は「尾瀬を楽しみながら、自然を守る大切さを感じてほしい」とあいさつした。
 入山ルートがある本県の片品村、福島県檜枝岐村の代表も参加。式典は昨年から3市村が持ち回りで開くことになり、魚沼市では初めて。
 友人と来ていた東京都品川区の坂本節子さん(69)は「ミズバショウが見られないのは残念だが、新緑を楽しみたい」と話した。
 環境省によると、昨年の入山者は約32万6千人。