上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
絹や絹産業の魅力が紹介されている体験イベント
絹や絹産業の魅力が紹介されている体験イベント

世界遺産キャンペーン 機織り体験楽しむ 富岡製糸場伝道師協会 絹産業の価値PR
掲載日2011/02/13

富岡製糸場世界遺産伝道師協会(近藤功会長)は12日、高崎市棟高町のイオンモール高崎で、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録を目指すキャンペーンを開き、座繰り体験や機織り体験などを楽しむ多くの人でにぎわった。13日まで(午後1時から同5時)。

同協会は、富岡製糸場などの世界遺産登録に向け、県などと協力して広報活動を行っている市民グループ。元公務員や会社員、養蚕農家などさまざまな分野の人たちで組織されている。
キャンペーンは、絹や絹産業の素晴らしさを紹介し、世界遺産登録に関心を持ってもらおうと毎年実施。県内の絹産業遺産を説明するパネルや絹製品などを展示している。
今回は、繭玉や絹糸に直接触れて絹産業に親しんでもらう体験型のアトラクションを充実、繭玉を使ったストラップ作りや座繰り、機織りの体験を来場者に呼びかけている。
 橋から家族と一緒に訪れていた鳥井正輝君(5)は母親の理絵さん(31)と機織りに挑戦。同協会メンバーの指導で小型の織り機を操り、縦横10センチのコースターを完成させると、鳥井君は「楽しかった」と目を細め、絹の手触りを何度も確かめていた。

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