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19台が駐車できる島村蚕のふるさと公園
19台が駐車できる島村蚕のふるさと公園

「蚕種の村」に新公園 あずまや、駐車場を整備 伊勢崎・境島村
掲載日2011/04/07

 蚕種の輸出で栄えた利根川右岸の伊勢崎市境島村に「島村蚕のふるさと公園」が完成した。園内には19台の駐車スペースとトイレが設けられ、解説ガイドを行っているぐんま島村蚕種の会は「大型養蚕農家群の残る島村地区の散策にも公園駐車場を活用して」と呼び掛けている。

 公園は利根川自転車道に沿った2・7ヘクタール。このうち1・9ヘクタールを市が都市公園として整備した。あずまや、芝生広場、水飲み場2カ所、トイレ、ベンチ5基を設けた。芝生は養生中で、一部使えない場所もある。開設記念としてクワノキ、ソメイヨシノ、シダレザクラがそれぞれ1本植樹された。隣接する境島小の児童から公園名を募集。6年生の栗原えりさんの作品が選ばれた。
 蚕種の村として栄えた島村地区の中でも養蚕研究家、田島弥平宅は総櫓(そうやぐら)と呼ばれる天窓付き大型養蚕農家として有名。公園近くには島村渡船が運航している。

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