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菅原文太さんら応援 世界遺産推進のシンポを高崎で17日開催
掲載日・2007/01/16
 世界遺産の国内候補「暫定リスト」に記載されることが決まった「富岡製糸場と絹産業遺産群」を広く知ってもらおうと、県西部県民局は二、三月を「世界遺産推進期間」と設定、俳優の菅原文太さんらを招いたシンポジウムを開催する。絹遺産を持つ各市町村もこの期間に合わせて遺産のライトアップや企画展などを開催する。
 シンポジウムは二月十七日午後一時から、高崎市の群馬音楽センターで開かれる。菅原さんはNPO活動で団塊世代の帰農支援や、地域の環境、文化づくりに取り組んでいる。また昨年は富岡市の旧官営富岡製糸場を訪れ、感激したという。こうした経験を基に、地域づくりについて基調講演する。
 その後のシンポジウムは、藤岡自治ネット副座長で藤岡市の「高山社発祥の地」の啓発活動をする小坂裕一郎さんと富岡製糸場を愛する会の高橋伸二会長、和歌山県田辺市商工観光部長で「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録に携わった松本純一さん、県世界遺産推進室の松浦利隆室長がパネリストとなり、ジャーナリストの佐滝剛弘さんがコーディネーターを務める。
 開始から三十分間は、群馬交響楽団の弦楽アンサンブルが演奏を披露する。会場では午前十時から西毛地区の農産物や特産品、絹製品の販売も行う。入場無料。
 問い合わせは同局(電話027・322・8833)へ。

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