上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
特設ステージで「蚕の舞」を披露する春日神社太々神楽保存会のメンバー
特設ステージで「蚕の舞」を披露する春日神社太々神楽保存会のメンバー

「蚕の舞」や座繰り体験 27日まで高崎県産絹の魅力紹介 シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン
掲載日・2007/05/21
 本県の絹産業遺産群をPRする「シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン」が二十日、高崎市棟高町のイオン高崎ショッピングセンターで始まった。二十七日までの八日間、パネル展示や県産絹製品の販売などを通じ、絹の魅力を紹介する。初日は養蚕の習俗を伝える前橋・春日神社の「蚕の舞」が披露されたほか、生きた蚕の展示、上州座繰り体験などが行われ、来場者が遺産の重要性に理解を深めた。

 キャンペーンは県内の市民グループ六団体でつくる「シルクカントリーぐんま連絡協議会」と碓氷製糸農業協同組合、イオンの共催。同センターのセントラルコートとサブコート、イオンホールの三会場でイベントを企画した。
 初日は絹産業遺産群や各団体の活動を紹介するパネル展示のほか、上州座繰りと機織りの体験、蚕や繭の無料配布などが行われた。
 上州座繰りを体験した前橋・駒形小学校五年の須長美春さんは「座繰りのことは初めて知った。両手を使うのはちょっと大変だったけど、面白かった」と話していた。

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