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11月3日の「きものサミットIN桐生」の事業計画などを決めた設立総会
11月3日の「きものサミットIN桐生」の事業計画などを決めた設立総会

桐生で きものサミット 11月開催へ設立総会 和装の魅力アピール
掲載日・2007/06/8
 和装の振興と和装産地の連携を狙った「きものサミットIN桐生」の設立総会が七日、桐生市永楽町の桐生織物会館で開かれ、十一月三日に同市市民文化会館を主会場に同サミットを開くことを決めた。総会には一九九六年にきものサミットの開催を提唱した京都商工会議所の渡辺隆夫副会頭や県、同市、桐生商工会議所、桐生織物協同組合らの担当者が出席した。
 当日はメーン事業のサミット会議で、着物を愛用する元プロ野球監督の大沢啓二氏が「野球人から見たキモノ文化」をテーマに記念講演を行い、基調発言として「富岡製糸場と群馬の養蚕」「織物の発展から見る郷土の風俗文化」「桐生の町並みを生かした地域の活性化」などが紹介される。また、サミット宣言を採択、日本の民族衣装である着物の魅力と着物に代表される日本文化の継承を呼びかける。
 きものサミットは九六年五月に京都市で初めて開かれ、長浜市(滋賀県)、名瀬市(鹿児島県)、岡崎市(愛知県)、鹿児島市、東京都などを巡り、桐生市は十一回目。
 会議後には交流会やきものの日ワインパーティーが催され、桐生地域地場産業センターで桐生産地展も開く。十一月三日は桐生買場紗さ や綾市などが市内で開かれており、桐生織物協同組合の柿沼洋一理事長は「桐生の織物文化を紹介するのはもちろん、桐生の魅力を発信する一日にしたい」と話している。

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