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桑の鉢植えを置く富岡実業高校の生徒たち
桑の鉢植えを置く富岡実業高校の生徒たち

富岡実高生が課外研究 桑オーナーを募集 富岡製糸場関連活動 中心街鉢植えで飾る
掲載日・2007/07/14
 富岡実業高校(大嶋稲良校長)生徒の課外研究グループ、グリーンライフが、富岡市中心街を桑の鉢植えで飾るため、桑オーナーの募集を始めた。一鉢二百円のオーナーの出資を元に、本県の絹産業を支えてきた桑を広くPRしていく。

 グリーンライフは、世界遺産暫定リスト入りした旧官営富岡製糸場に関連する活動を―と計画。桑を選び、市内の養蚕農家から冬に苗木を譲り受け、学校で育ててきた。
 夏の行楽シーズンを控え十三日までに、部員七人が市営宮本町駐車場(富岡製糸場見学者用)の進入路両側に五十一鉢を設置。五月のイベント出店などを通じて集めたオーナー十人余りのネームプレートをまず立てた。地元と協力して、水くれなど今後の管理に努めていくという。
 部長の田村雅之君(三年)は「オーナーを増やし、この場所以外にも鉢植えを置いて、もっと桑を知ってもらえれば」と話している。
 グリーンライフは、市街地で花壇造りなどの活動を続けている。

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