上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
繭クラフトを学ぶ六合村の女性
繭クラフトを学ぶ六合村の女性

繭人形の作り方習得 25、26日にイベント講師役の村民9人 六合
掲載日・2007/08/03
 六合村赤岩で二十五、二十六の両日に開かれる「シルクカントリーin赤岩」で繭クラフトの講師を務める同村の女性九人が二日、同地区の旧稚蚕共同飼育所でイベント当日に体験してもらう繭人形の作り方を学んだ。
 県立日本絹の里=高崎市金古町=の宇野文江さんを講師に迎え、九人はパンダとウサギの二種類の作り方を勉強。染料で染めた黒い繭一つと白い繭二つを材料に、はさみやボンドを使って完成させたパンダは目や耳の形に個性が表れ、それぞれかわいらしく仕上がった。
 目の形に苦労したという谷川久子さん=同村生須=は、「どんな顔になるか楽しみながらできた」と話した。
 イベントは、フィールドミュージアム「21世紀のシルクカントリー群馬」推進委員会と県、同村、赤岩重要伝統的建造物群保存活性化委員会が主催し、上毛新聞社、谷根千工房、富岡製糸場世界遺産伝道師協会が共催する。
 二十五日は作家の森まゆみさんや国立科学博物館の清水慶一主幹らをパネリストに迎えてシンポジウム、二十六日には入船亭扇橋さんらが出演して寄席と俳句ラリーを開催。また、養蚕や上州座繰り、繭クラフトの体験なども行う。

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