上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
川村恒明さん入船亭扇橋さん
川村恒明さん            入船亭扇橋さん

「山村の絹文化」発信 25、26日に六合・赤岩 シンポや寄席を開催
掲載日・2007/00/00
 本県の山村がはぐくんだ絹の文化を体験できるイベント「シルクカントリー in 赤岩」が二十五、二十六の両日、世界遺産の候補地に選ばれた六合村赤岩地区で開かれる。シンポジウムや俳句ラリー、寄席などを通して、赤岩地区の魅力や、絹産業に支えられた伝統的な農村の営みを発信する。
 イベントは、絹産業の専門家や大学教授らが組織するフィールドミュージアム「21世紀のシルクカントリー群馬」推進委員会と県、六合村、赤岩重要伝統的建造物群保存活性化委員会が主催する。
 シンポジウムは二十五日午後一時から、六合村保健センターで開催。本県を「シルクカントリー」と名付けた元文化庁長官の川村恒明さんが記念講演。作家の森まゆみさんや国立科学博物館の清水慶一主幹、赤岩住民代表の篠原辰夫会長、県世界遺産推進室の松浦利隆室長がパネリストとなり、「世界遺産へ 赤岩の地域づくり」をテーマに意見を交わす。コーディネーターは上毛新聞社の武藤洋一編集局長。定員百人。
 二十六日は寄席と俳句ラリーを開催。寄席は午後一時から同センターで、入船亭扇橋さんら三人が出演する。定員百人。
 俳句ラリーは午前十時スタート、集落を巡りながら俳句をひねる。午後二時四十五分から、扇橋さんが選考した優秀作品を表彰する。
 両日共通のイベントは、養蚕体験(午前十一時と午後二時、先着各十人)、上州座繰り体験(随時)、繭クラフト作り(随時)、組みひものストラップ作り(午前十時半と午後一時半、先着各十人)、赤岩を歩こう(各日四回、解説付き)など。物品の販売以外はすべて無料。
 シンポジウムと寄席は事前にEメール(silk@raijin.com)かファクス(027・254・9908)で申し込みが必要。定員になり次第締め切る。
 問い合わせは、同推進委事務局の上毛新聞社役員室(電話027・254・9988)へ。

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