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養蚕信仰をテーマに開かれている企画展
養蚕信仰をテーマに開かれている企画展

蚕の神様一堂に 渋川・赤城歴史資料館で企画展 県内最古の像など50点
掲載日・2007/10/13
 渋川市赤城歴史資料館で秋季企画展「カイコの神さま ぐんまの養蚕信仰と蚕神像」が開かれている。県内の養蚕信仰に関係する石仏、石碑の写真、掛け軸など約五十点を展示している。十二月十六日まで。
 養蚕業が栄えた本県には、各地にそれぞれの養蚕信仰があったことから、その歴史をまとめようと初めて企画された。
 今回の展示は主に江戸から大正にかけて作られ、県内に残っている石仏や石碑の写真が中心。石仏全体が彫られているものから、石碑に蚕神が刻まれているものまでさまざま。
 また、同市赤城町棚下に設置されていた蚕神の像を同館に移転、展示している。この像は一七八四年に彫られ、県内最古という。
 同館では十一月十日に市文化財調査委員の角田尚士さんの記念講演会と座繰りの実演、十一日には渋川市と沼田市の石像を巡るバス見学会を予定している。
 問い合わせは同館(電話0279・56・8967)へ。

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