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世界遺産保存テーマに講演 6日に前橋
掲載日・2008/02/02
 県ユネスコ連絡協議会(矢島祭太郎会長)は、六日午後三時から前橋市文京町の県生涯学習センターで「ユネスコ世界遺産講演会」を開く。日本ユネスコ協会連盟教育文化事業部で世界遺産を担当している尾崎由比さんが講師となって、「ユネスコが目指す世界遺産保存活動」をテーマに話を進める。
 県内では、旧官営富岡製糸場を核に県内十カ所で構成する「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産の国内候補「暫定リスト」に記載されているが、今回の講演会はユネスコの進める世界遺産の原点を理解し、世界遺産の最新情報を聞く機会となる。
 同協議会・世界遺産委員会の北川紘一郎委員長は「世界遺産は人類や世界の平和のために、未来へ引き継ぐ人類の宝物。地域の宝物を世界共通の宝物に仕上げていくのが本来の目的」と、講演会開催の意義を話す。
 講演会は入場無料。同委員会は、世界遺産活動に関心のある人の参加を呼びかけている。問い合わせは桐生市の無鄰館(電話0277・44・0277)へ。

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