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シルクカントリー群馬
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「高山社」加入7団体に シルクカントリーぐんま連絡協議会
掲載日・2008/05/02
 市民グループでつくるシルクカントリーぐんま連絡協議会(近藤功会長)の総会が一日までに開かれ、三月に設立された「高山社を考える会」(藤岡市、小坂裕一郎会長)の加入が決まった。同協議会は計七団体となり、連携しながら世界遺産登録運動を進めていく。
 高山社を考える会は、全国標準の養蚕法「清温育」を普及させた高山社の功績を広めるため発足した。同社を創立した高山長五郎の生家(同市高山)は現在、「高山社発祥の地」として本県の絹産業遺産群に入っている。
 今後は、それぞれの組織で活動を助け合ったり、七月に高崎市で開く世界遺産キャンペーンに七団体で参加。また、同協議会が発行するパンフレットに高山社発祥の地や同会の内容を加え、地図を見ながら周遊できるようにする予定。
 小坂会長は「高山社の優れた技術を知ってもらうとともに、地域文化の発展のために全面的に協力したい」と話している。

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