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高崎哲学堂で開かれた「群馬音楽センターを愛する会」(仮称)の初会合
高崎哲学堂で開かれた「群馬音楽センターを愛する会」(仮称)の初会合

50周年イベントを 初会合で愛する会 保存へ記録誌も 群馬音楽センター
掲載日・2008/06/30
 老朽化に伴い建て替えや移転などが検討されている群馬音楽センター(高崎市高松町)の存続や将来のあり方について提言していこうと、「群馬音楽センターを愛する会」(仮称)が二十九日、同市八島町の高崎哲学堂で初会合を開いた。
 初会合には、発起人で東京都豊島区の建築士、水上勝之さん(63)ら県内外から二十人が参加。保存運動など今後の活動方針や会の運営について話し合った。
 高崎市出身で、音楽センターに強い影響を受け建築士を目指したという水上さんは「解体が決まってからでは遅い。今から大きな声を上げていきたい」と、会設立の経緯などを説明した。
 参加者一人一人が自己紹介や参加理由などを話した後、会としての活動内容などを具体的に検討。毎月最終土曜日に定例会を開き、音楽センター建設五十周年(二〇一一年)の記念イベント開催や記録誌の発行を進めていくことを決めた。
 会合では参加者から「センターの名前をレーモンドホールにした方がいい」「館長を全国から公募して積極的な使用を目指すべき」などの意見が出た。
 愛する会は、レーモンド生誕百二十年にあたる今年五月十日、下仁田町の画家で音楽センターの壁画制作にかかわった石沢久夫さん(75)ら三十人の賛同を得て発足した。

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