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世界遺産登録へ地元の協力を訴える山崎さん
世界遺産登録へ地元の協力を訴える山崎さん

世界遺産登録へ「地元の協力を」高経大特任教授の山崎さん甘楽で講演 富岡製糸場
掲載日・2008/07/01
 旧官営富岡製糸場の世界遺産本登録に向け、高崎経済大特任教授の山崎益吉さん(65)が二十八日、甘楽町天引の日本文化研究所で講演、地元住民ら約四十人に取り組みへの協力を呼び掛けた。
 山崎さんが市民団体「富岡製糸場を愛する会」の顧問に就任したことを受けて、同研究所が開いた。
 山崎さんは「富岡製糸場の世界史的位置づけ」と題し、明治期の殖産興業政策など製糸場建設の歴史的な背景を説明。「近代化遺産的な価値は高いが、登録に向けては地元の協力が不可欠」と強調した。
 その後、世界遺産に登録された近代化遺産の例として、英国の建造物などをビデオで紹介、あらためて製糸場の潜在的な価値を語った。

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