上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
岩井市長から花束を受ける藤沢さん
岩井市長から花束を受ける藤沢さん

見学者が50万人突破 市教委がセレモニー 暫定リスト記載後急増 富岡製糸場
掲載日・2008/09/06
 富岡市が管理を開始してからの旧官営富岡製糸場見学者が五十万人を突破し、同市教委が五日、場内で記念セレモニーを開いた。市管理移行は二〇〇五年十月で、三年弱での到達。
 五十万人目の見学者は横浜市の料理講師、藤沢昌子さん(62)で、安中市磯部の主婦、鷲野てる子さん(62)の案内で訪れた幼なじみグループの一人。藤沢さんには岩井賢太郎市長が花束、宮前有光教育長が座繰り器の小枠をモチーフとした木製ランプを贈った。
 藤沢さんは初めて訪れた製糸場について「細かく解説してもらえると聞き、楽しみにしていた。歴史と新鮮さを感じる」と話していた。
 見学者は昨年一月の世界遺産暫定リスト記載決定から急増し、〇七年度は年間二十四万九千人。今年四―八月は前年同期比8%増の十一万三千人となっている。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------