上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
会場では染色に使った葉や草も見ることができる
会場では染色に使った葉や草も見ることができる

草木染で春の彩り 手作りスカーフなど20点 15日まで桐生
掲載日・2009/02/07
 桐生市永楽町の桐生織物記念館で十五日まで、企画展「草木いろの香り」が開かれており、手染めのショールやスカーフ二十点の優しい色合いを楽しむことができる。
 展示品は同市広沢町の毒武織物(毒島信八社長)が出品。染色材料のクリのいがや茶葉、キンモクセイの葉、ヨモギ、タマネギのほとんどを市内の野山などで集め、桐生織の白生地を染めた。自然の風合いを生かしたピンク、黄、オレンジが会場を彩っている。
 毒島さんは「春を先取りした色を選んだ。化学染料では出ない色目を見てほしい」と話していた。

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