上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
「産業遺産について熱弁を振るう種田さん
産業遺産について熱弁を振るう種田さん
「産業遺産について熱弁を振るう種田さん
発刊された「絹先人考」

「シルクカントリー双書」 第3巻「絹先人考」を発刊 組合製糸経営者や生糸商 業績や実像に迫る
掲載日・2009/03/21

本県のシルクにまつわる歴史や文化の話題を収録した「シルクカントリー双書」の第三巻「絹先人考」が、上毛新聞社から発刊された。シルク産業にかかわった先人たちの業績や特質などに、現代の視点から新しい光を当てている。
「絹先人考」は、二〇〇七年一月から〇八年三月にかけて上毛新聞に連載された。組合製糸の経営者や生糸商、養蚕技術研究者、織物業者など四十六人を取り上げ、日本の近代化を支えた人々の実像に迫った。
本書は、組合製糸「碓氷社」を経営した萩原鐐太郎が農民の幸せを願った背景や、官営富岡製糸場の経営改革に手腕を発揮した速水堅曹らの情熱などを伝えている。発刊にあたり、一部加筆、修正した。
巻頭では、県地域文化研究協議会長の石原征明さんと県立歴史博物館専門員の手島仁さんの対談「絹の国の先人たち」を掲載した。
四六判、三百二十ページ、千五百七十五円。県内書店で販売。問い合わせは上毛新聞社事業局出版部(電話027・254・9966)へ。 ◎「世界遺産登録チャンスある」 国際産業遺産保存委種田代表が講演  国際産業遺産保存委員会日本代表で、静岡文化芸術大教授の種おいた田明さんを招いた県主催の講演会が県庁で開かれ、参加したおよそ六十人が専門家の話に耳を傾けた。  同委員会は国際的な研究団体で、産業遺産の世界遺産登録に際して評価を行っている。二〇〇〇年から日本代表を務めている種田さんは、登録が決まるまでの流れや同委員会の役割を説明、すでに登録されている各国の産業遺産を写真を交えて紹介した。  国連教育科学文化機関(ユネスコ)をめぐる近年の傾向として「二〇〇〇年から産業文化へのシフトが顕著に見られ、富岡製糸場(と絹産業遺産群)は十分にチャンスがある」と強調。「欧米の考えを知り、どう説得するか考えることと、環境への配慮が大事」と締めくくった。

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