上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ

本登録へ国際シンポ 富岡製糸場と絹産業遺産群 国内外から専門家招き 価値や課題検証
来月6日、前橋
掲載日 2010/01/13

本県の世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の本登録に向け、世界的な視点で考えるイベント「シルクカントリー群馬2010国際シンポジウム」が2月6日午後1時から、前橋市大友町の前橋マーキュリーホテルで開かれる。国内外から産業遺産や絹産業発達史の専門家を招き、同遺産群の価値や今後の課題をあらためて検証する。
同シンポはフィールドミュージアム「21世紀のシルクカントリー群馬」推進委員会と県、文化庁などが主催。
始めに、国連教育科学文化機関(ユネスコ)日本政府代表部特命全権大使を務めた駐デンマーク大使の近藤誠一さんが「世界遺産登録の動向と住民の役割」と題して講演。続いて、欧州大学院教授でイタリアの絹産業発達史に詳しいジョバンニ・フェデリコさんが1860年〜1930年の世界市場におけるイタリア、中国、日本の絹について解説する。
パネルディスカッションは近藤さん、フェデリコさんに加えて国際産業遺産保存委員会ポルトガル代表のジョゼ・マヌエル・ロペス・コルデイロさんと、チェコのブルノ工科大建築学部教授のヘレナ・ゼマンコヴァさんが登壇し、「絹産業遺産を守り伝えるために」と題して意見交換する。コーディネーターは東京大名誉教授で県世界遺産学術委員会委員の石井寛治さんが務める。
入場無料。定員は先着200人。
参加希望者は氏名、住所、電話番号、職業(団体名)を明記して
ファクス(027・254・9906)か
Eメール(jigyo2@raijin.com)で申し込む。
問い合わせは、同推進委員会事務局の上毛新聞社役員室(電話027・254・9988)へ。

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