上毛新聞社「21世紀のシルクカントリー群馬」キャンペーン

シルクカントリー群馬
Silkcountry Gunma21
シルクカントリー群馬イメージ
富岡産繭使ってます 成分入り菓子にシール
富岡産繭使ってます 成分入り菓子にシール

富岡産繭使ってます 成分入り菓子にシール
掲載日2010/07/19

養蚕に取り組んでいる富岡市黒川のかしの木保育園(高橋弘子園長)は、園内で卵から育てた繭を使い、ボランティアの講師を招いて座繰り作業を行った。
富岡シルクタンパク研究会(石井理会長)は、会員の商店が開発したシルク成分入りの和菓子、洋菓子などに張り付ける統一シール=写真=を製作した。研究会は富岡市産の繭を原料にしたシルクタンパク液を使って商品開発を進めていることが特徴。統一シールで連携してPRを進め、知名度の向上を狙う。
シールは直径約3センチ。中央に繭に似せた天使が描かれ「富岡シルク プロジェクト」と記されている。
研究会は2006年からシルクに着目した名物を作りだそうと、東京農業大の長島孝行教授の研究室と協力して活動。市の養蚕振興にも貢献するため、シルクタンパク液の原料となる繭は富岡産に限定した。
無味無臭のシルクタンパク液は、食品本来の風味を引き出し、食感を高めるという。これまでに5店が商品開発して販売しているほか、ほかの数店も試作を重ねている。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------