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県と文化庁 「富岡製糸場と絹産業遺産群」 世界登録へ戦略議論 28日、前橋で国際シンポ
掲載日2010/11/10

本県の世界遺産候補「富岡製糸場と絹産業遺産群」の価値や本登録に向けた戦略について議論するため、県と文化庁は28日午後1時半から、前橋市の県公社総合ビルで「富岡製糸場と絹産業遺産群国際シンポジウム」を開く。産業遺産の審査に大きな影響力を持つ国際記念物遺跡会議(イコモス)などから専門家を招き、活発に意見交換する。
国際シンポジウムは今年2月に続いて開催。26〜27日に開かれる国際専門家会議の報告も兼ねており、県が作成を進める推薦書のストーリー案や構成資産の評価が焦点になりそうだ。
当日はイコモス・カナダ会長で元国際イコモス事務局長のディヌ・ブンバルさんが「世界遺産―地域と世界をつなぐ」と題して基調講演。続くパネルディスカッションではブンバルさん、イコモス・ハンガリー事務局長のタマシュ・フェジャルディさん、国際産業遺産保存委員会理事のマッシモ・プレイテさん(イタリア)、清華大歴史研究所助教授の毛傳慧(マオチュアンフイ)さん(台湾)が意見交換する。県世界遺産学術委員会委員長の岡田保良さんがコーディネーターを務める。
入場無料。定員は先着250人。所定の申込用紙に必要事項を明記してファクス027・224・2812や郵送、Eメールで県世界遺産推進課(電話027・226・2328)へ申し込む。

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