| Sydney 2000 Paralympic Games | ||
| 周りの声援励みに
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| 水 泳 奈良 恵里加 (前橋)
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「夢にまで、泳いでいる姿が出てきます。表彰台の上に立った夢はまだ見ていません。見たいんです」―。その夢をかなえに奈良はシドニーの大舞台に立つ。 出場するのは自由形3種目、バタフライ、背泳ぎ、リレー2種目。もっとも期待されるのは四百メートル自由形。先月十六日の日本選手権ではS6クラスで6分7秒07で優勝。同クラスの世界記録の6分21秒22を14秒上回る会心のレースだった。 奈良が水泳と出会ったのは小学校一年生のとき。生まれつき脳性小児まひで体幹機能障害があったことから、リハビリテーションの一環として始めた。一九九六年の障害者広島国体で25メートル自由形と背泳ぎを大会新で優勝したのを期に、水泳はリハビリから競技へと変わっていく。 今では「水泳は生きがい。みんなには明るくなったと言われます。前は暗かったからなあ」と笑って話した。その笑顔の裏には真剣勝負の場で努力をして得た「自信」と、頑張るほどに届く周囲の人たちの「励まし」があるのだという。 現在、吉岡町の県立ゆうあいピック記念温水プールで、同プール所属で日本代表コーチでもある柴田安秀さん(32)と練習に励んでいる。三日に一度、あるいは二日に一度休みを取りながら、一日五千から六千メートルを泳いできた。直前の今は三千から四千メートルの調整を続けている。 「目標は金メダル。周りの人からの『がんばって』の声はプレッシャーにはなりません。うれしいんです」と話す奈良。周囲の人々の夢まで乗せて今月十日ごろ日本を飛び発つ。 |
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シドニーパラリンピック(十八―二十九日)の水泳競技に出場する奈良恵里加(22)=前橋市上増田町=が二日、柴田安秀コーチらとともに前橋市役所に、萩原弥惣治市長を表敬訪問した。 脳性小児まひによる体幹機能障害を持つ奈良は、五年前から本格的に水泳を始め、国際大会への出場は今回で3回目。二十一日に行われる五十メートルバタフライを皮切りに、メドレーリレーや四百メートル自由形など合わせて7種目に出場する。国内の大会では、今回出場するすべての種目で優勝した経験がある。 萩原市長は壮行金を手渡し「体調を十分に調整して、のびのびと競技してきてください」と激励。奈良は「今までの練習の成果を発揮し、メダルを持ってこられるようベストを尽くしたい」と抱負を述べた。 |
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【プロフィル】 なら・えりか 小学校一年の時から、リハビリテーションの一環として水泳を始める。一九九六年の障害者広島国体25メートル自由形、背泳ぎで大会新で優勝。以来、競技として水泳に取り組む。九八年の障害者世界選手権四百メートル自由形6位、翌九九年オーストラリア選手権では4位。二十二歳。
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