【宇津木妙子監督との一問一答】(5月17日 五輪メンバー発表時のインタビュー)


 ―五輪メンバーを選考する上で意識したことは。

 「世界選手権(九八年)の活躍を参考にした。選手個々の役割を踏まえ、若手とベテランのバランスも重視した。投手はアメリカ、オーストラリア、中国など強豪チームの投手陣を想定して、対抗できる四人を選んだ」

 ―想定される先発メンバーは。

 「これからのコンディション次第だが、クリーンアップには山路、宇津木、斎藤らを考えている。調子が上がれば山田も可能性はある。山田、宇津木はトップで起用するかもしれない」

 ―捕手で入っている山路、山田の本番での起用はどうか。

 「二人は完全に入れる。山田が捕手をやれば山路を一塁手かDH、山路が捕手のときは山田を三塁手にするなどしたい。欠かせない戦力として期待している」

 ―いよいよ五輪に向けた態勢がスタートするが、選手たちの様子はどうか。

 「優勝という目標に向け、全員が一丸になっている。選手は緊張感の中で練習に取り組んでおり、たくましく成長している。これから強化合宿やカナダカップ(七月)など、五輪に向け一日一日が重要になってくるが、私も選手と一緒に悔いの残らないよう最後まで全力で頑張りたい」


【プロフィル】 宇津木妙子(うつぎ・たえこ) 1974年世界選手権代表、現役引退後は日立高崎の監督を務める。アトランタ五輪で日本代表コーチ、97年から監督に就任。星野女高(埼玉)卒。47歳。埼玉県出身。