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| ポイントはいろいろなショットを撮っておくこと、と語る五十嵐さん |
群馬県内の情報を、ミニビデオ番組にして発信するインターネットテレビ『びゅーびゅ』に携わる竹屋富雄氏(北関東IT推進協議会ブロードバンドコンテンツ部会長)に聞いた。
「『びゅーびゅ』のサイトを立ち上げたのは昨年の7月。『びゅーびゅ』では、自らビデオカメラを手にし、人のつながりや街づくりと深く関わりを持ち続けながら、自分の視点で番組づくりを行う人たちを『市民ディレクター』と呼んでいます」
ビデオカメラで撮影した映像を、分かりやすく編集。映像だけでなく、声によるドキュメント、現場の音、インタビューを交えたり、ナレーションを入れるなど、自由自在だ。制作された番組は、『びゅーびゅ』内の「ぐんまムービーパーク」で公開される。では、どんなものをビデオレポートすればよいのだろうか。
ジャンル問わず
「群馬県内を対象にしたものであればジャンルに限定はありません。趣味、仕事、環境、感性、経験、地域特性などを生かして先入観にとらわれずにレポートしてほしい。その土地ならではの情報や埋もれているネタを、自分の手で発信するのが面白い。例えば、バラが咲いたことをレポートする場合、ほとんどの人が花の映像にフォーカスしますね。でもその中にとげにどんな特徴があるのか、分かりやすく捉えた映像があったら、それは独自な視点で興味深いものになります。また、甘楽町に『三途川』という一級河川が流れているのですが、『三途川を渡った!』というビデオレポートがあったら、思わず見たくなるでしょう?」
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市民ディレクターになる。インターネットテレビで情報発信 |
HPで登録OK
『びゅーびゅ』の市民ディレクターになってビデオレポートづくりを楽しむにはどうすればいいのだろうか。
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| 北関東IT推進協議会ブローとバンドコンテンツ部会で制作したDVD作品 |
「すでにビデオ撮影やパソコンによる編集の経験がある人なら『びゅーびゅ』のホームページ(HP)から登録するだけでOKです。参加したいけれど経験や自信がない人は、『市民ディレクター養成ワークショップ』に参加することができます。パソコンをひととおり使いこなせる人が対象。インターネットは日常的に使用していることが望ましいですね」
市民ディレクター登録者は24人(2月末日現在)。会員は10代から70代まで幅広いが、特に50〜60代以上が多いという。市民ディレクター養成ワークショップは定期的に開催されているから、興味のある人は問い合わせてみよう。
「コンテンツはまだまだ理想とは距離がありますね。『市民ディレクター』とは何かを説明し、取材の依頼をするという過程がまずハードルになるようです。撮影後のパソコン編集も慣れるまでは時間がかかります。しかし、大変な思いをして自分が制作したビデオレポートがネット上で公開され、多くの人に閲覧してもらえるのは『市民ディレクター』にとって大きな喜びになっています」
すでに数年前からこのプロジェクトに参加し、いま積極的にビデオレポートの発表を続けている市民ディレクターを紹介しよう。
地域の埋もれた自然や街並みを紹介したい
「伊勢崎の自然や街並みなど、あまり知られていない埋もれているもの、後まで残していきたいもの。そんなものを記録していきたいですね」と語るのは、市民ディレクターの五十嵐英一さん(53歳)。
子どもの運動会などでのビデオ撮影が中心だったが、もっとうまくなりたいと思ってビデオ講習会(北関東IT推進協議会)に参加したのは4年前。以来、本格的にビデオカメラに取り組んでいる。
五十嵐さんはこれまでに、DVD作品として2本、インターネットテレビ用として2本の作品を制作した。家族に撮影協力してもらったり、気に入った映像が撮れないときは何度も足を運ぶこともある。機材もハンディタイプではなく本格的なものに買い替えた。こうして仕上げた作品は『水の織りなす風景:島村渡船』『追憶の夕景:つつじが岡公園』『相川考古館「春の茶会と香遊び」』『焼き饅祭』の4本。茶会の様子をドキュメントした『相川考古館「春の茶会と香遊び」』では「インターネットぐんま夢大賞2005」(上毛新聞社主催)に入賞した。参加者にインタビューをして五十嵐さんがナレーション原稿も書いた。
通常、撮影するときは事前に取材依頼をしてロケハンを行う。そして3分間の構成をあらかじめ考えておく。撮影が終わると、コンピューターで編集作業。ソフトウェア関連会社で技術者として働く五十嵐さんにとって、パソコン操作は日常的。むしろ難しいのは、どのカットを捨ててどれを残すかという点だ。
「自分の実力はまだまだですが、撮影した作品がインターネット上で公開されるのは、やはり励みになります。1、2カ月に1本、新たな作品を仕上げていくのが目標です」
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