桧沢岳は雨乞いの山だそうである。斜面の畑で野良仕事をしていたおじいさんは「富岡の衆も日照りが続くとよく来るのう」と教えてくれた。
標高1133mのこの山は、甘楽郡南牧村の磐戸(いわど)から多野郡上野村に通じる塩の沢峠の北側にあり、峠道を下ってくるとその姿の良さが印象に残る山である。
桧沢岳へ登路となる根草集落は、磐戸方面の最奥の村で、山頂への登路もここからのものが良く踏まれている。時間的には往復3時間ほどの行程であるが、この山域の良さは道中のひなびた山村風景であり、人情であろう。
桧沢岳の登り口であり、その庭先を通らせてもらっていた佐藤友石氏宅は、今では無住となってしまった。この山に来た時いつも、登山者に帰りのお茶をご馳走していたように聞くが、今はその楽しみもなくなった。
とは言え、この山の周辺の風景は今も変わることなく、コンニャクの段々畑の上にのしかかるようにそびえる桧沢岳の姿はいかにもふるさとの山の感じがする。 |
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| ■マイカー |
下仁田町の国道254号「下仁田」信号で南牧村方面に入る。南牧村磐戸の「磐戸橋」より上野村方面に左折してここより根草集落登山口まで6.2q。 |
| ■交通機関 |
上信電鉄下仁田駅から南牧バス熊倉か勧能行き「磐戸」下車。バス停手前、南牧タクシー10分余で大森橋。 |
| ■問い合わせ |
南牧タクシーTEL0274-87-2108 |
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| 根草 1:20⇒ 桧沢岳 1:10⇒ 大森橋 (同コース逆走所要時間 2:30) |
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| ■温泉 |
下仁田町・岩山センターTEL0274-82-2320 |
| ■問い合わせ |
総合=南牧村役場TEL0274-87-2011 |
〔山小屋泊りの便利もの〕C
*魔法ビンァ魔法ビンも中味を飲んでしまえばただのがさばる容器だが、山小屋利用の時は意外に便利。夕食のお茶をビンに詰めておけば、夜、目がさめても暖かいお茶で一服することができる。朝食のお茶を詰めて小屋を出ればさらに便利。 |
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| 1月〜6月・10月〜12月 |