【プノンペン共同】カンボジア警察は28日までに、北西部ポイペトで日本人とみられる約30人を拘束した。カンボジア政府関係者が明らかにした。特殊詐欺に関与した可能性があり、同国当局が調べている。東南アジアでは特殊詐欺に絡んで日本人がホテルなどに潜伏し、犯罪行為を繰り返すケースが相次いでいる。
拘束されたのは主に20代で、女性も含まれている。27日夜にバスで首都プノンペンに移送された。
ポイペトはタイ国境に位置し、日本人による詐欺拠点があるとの情報が寄せられていた。当初の情報では日本人は数人とされていたが、現地警察が拠点の捜索に入ったところ、日本人とみられる約30人を発見したという。
カンボジア・ポイペト、プノンペン