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老朽化下水管30年度までに改修 政府、埼玉県道路陥没事故を受け

更新日時:2025年5月28日(水) PM 10:19

 政府は、比較的大きい下水道管のうち、老朽化などで損傷や腐食の恐れがある管路の改修を2030年度までに完了させる方針を固めた。下水道管の腐食が原因とされる埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けた全国約5千キロの緊急点検で、対策が必要と判断した管路を対象とする。6月に閣議決定する国土強靱化の次期計画に目標として盛り込む。政府関係者が28日明らかにした。

 全国の下水道管の総延長は約50万キロに上る。国土交通省は3月、「全国特別重点調査」として、敷設から30年以上が経過した直径2メートル以上の管路約5千キロを対象に、異常の有無を確認するよう自治体に要請した。

 首相官邸