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東京都議選、参院選見据え総力戦 13日告示、300人が出馬

更新日時:2025年6月12日(木) PM 04:54

 東京都議選(定数127)が13日告示される。共同通信の集計では、計42選挙区に約300人が立候補を予定している。各党は夏の参院選を見据え、交流サイト(SNS)での情報発信を強化。幹部ら国会議員が既に候補と共に駅頭に立つなど総力戦の様相だ。投開票は22日。

 今年は4年ごとに実施される東京都議選と、3年ごとの参院選が重なる12年に1度の「巳年」。過去には都議選の結果が参院選に連動して政局に大きな影響を与えたこともあり、各党は参院選の前哨戦として国政選挙並みの態勢で臨む。

 物価高への生活支援や少子化対策に加え、都議会自民党の裏金事件が主な争点となりそうだ。各党は国政と絡めて論戦を繰り広げる。

 立候補者数は前回の271人を超え、平成以降最多となる可能性がある。党派別では、現有議席30の自民党が42で、裏金事件での非公認などによる無所属の立候補が7。現有議席26の都民ファーストの会が37で、会派から無所属での立候補が1。公明党22(現有議席23)、共産党24(同19)、立憲民主党20(同12)。

 東京都庁舎と都議会議事堂(左下)