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自民圧勝「315」で3分の2超 中道惨敗「49」、維・国上積み

更新日時:2026年2月9日(月) PM 12:24

 第51回衆院選は9日未明、全465議席が確定した。公示前議席198だった自民党は、単独で3分の2を超える315を獲得して圧勝した。中道改革連合は、公示前167から49に減らし惨敗。自民と連立政権を組む日本維新の会は34から36、国民民主党は27から28へ上積みした。参政党は2から15に増やした。衆院選に初めて臨んだチームみらいは11に躍進した。公示前が8議席だった共産党とれいわ新選組は4議席、1議席にそれぞれ後退した。

 一つの政党が単独で3分の2以上の議席を獲得するのは戦後初めて。与党は参院で過半数割れしているが、参院で法案を否決されても衆院で3分の2以上の賛成により再可決し、成立させることが可能になる。自民は福井2区を制した無所属前職の斉木武志氏を追加公認した。

 高市早苗首相(自民総裁)は第2次内閣発足に向けた調整を加速。9日午後、維新の吉村洋文代表との党首会談に臨み、連立政権の継続を確認する。木原稔官房長官は記者会見で「引き続き緊張感を持って政権運営に当たっていく」と述べた。

 中道は馬淵澄夫共同選対委員長ら党幹部のほか、枝野幸男氏も落選した。野田佳彦共同代表は8日のラジオ番組で引責辞任を示唆。斉藤鉄夫共同代表は9日の会見で、特別国会での首相指名選挙までに新代表を選出したいとの意向を示した。

 減税日本・ゆうこく連合は公示前5から1に減少。日本保守党は公示前の1議席を守れなかった。社民党は国政選挙で初めて議席を得られなかった。無所属は5だった。

 女性の当選者は68人。過去最多だった2024年の前回選より5人減った。

 総務省は9日、衆院選の投票率が小選挙区で56・26%、比例代表が56・25%で確定したと発表した。前回選を上回ったものの、6回連続の50%台。戦後5番目に低い水準となった。

 真冬に当たる2月の衆院選は1990年以来36年ぶり。11党などから1284人が立候補した。

 当確者の名前にバラを付ける自民党総裁の高市首相=8日午後9時42分、東京・永田町の党本部

 

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